茨城大学 人文学部

Ibaraki University The College of Humanities


HOME > 学部紹介 > 学部長挨拶

学部長挨拶

あしたに架ける橋

人文学部長 佐々木 寛司

人文学部長の写真  大学で学ぶ期間は四年間です。たった四年、されど四年。あなたはどうしますか。
 2011年3月11日を境にして、私たちの人生は変わりました。未曾有の災厄を目にして言葉を失い、テレビのリポートに涙し、何度も自分の心に問いかけました。なぜ、私は生きているのか。私たちの社会はこれからどうなるのか。
 医療の現場で働く人たちや、工学部・農学部で学ぶ人たちの仕事に比べれば、人文学部の私たちができることは限られています。すぐには役に立ちそうもないことが多いですが、急がば廻れです。あしたを信じ、これまで蓄積してきた経験 (学問) をみなさんにお伝えしましょう。
 人文学部では、人文コミュニケーション学科で心理、歴史、文芸・思想、言語、異文化コミュニケーション、メディア文化を学びます。人間とは何者なのかを考えたり、文化の姿やコミュニケーションの実像を見つめてください。また、社会科学科では法律と行政、経済と経営、地域研究と社会学を学びます。多様化する社会の複雑さをときほぐし、人間らしい幸福な生活を実現するにはどうすればよいか、ゼミで友達と意見交換しながら、あなたの答えを見つけてください。
 大学生活四年間は、机に向かっての勉強だけではありません。一昨年、「就職活動支援」について、茨城大学は北関東・甲信越の大学の中で「一番熱心な大学」という評価をもらいました(日経HR刊『受験から就職まで 親と子のかしこい大学選び2010年版』より)。教職員の努力が第三者に評価されたのはとてもうれしく思いましたが、茨城大学はそれだけで満足しません。満足すれば、進歩が止まります。就職支援からグレード・アップし、みなさんの将来設計を支援するキャリア教育「根力(ねぢから)育成プログラム」が2012年4月からスタートします。PBL(課題対応型学習)や電子ポートフォリオを活用し、大学を卒業してから先の、長い人生を生き抜く知恵と力(=ねぢから)を身に付けてください。
 本を読み、考え、あしたに向かって橋を架けるみなさんを、茨城大学人文学部は全力で応援します!