HOME > 大学院案内 > 人文科学専攻

大学院案内

人文科学専攻
文芸・思想コース

文芸・思想コース⑴ コースの説明
文学や思想、芸術を研究対象とし、洋の東西にまたがる多種多様な研究について学ぶことで、人間を深く理解する能力を養います。また、日本語や外国語の読解・表現能力及び論理的かつ批判的な思考力を鍛えることで、グローバル社会を相対的に捉えることができる力をもつ人材を養成します。

⑵ 想定される修了後の進路
修了後の進路には、県内外の民間企業の専門職、(専門的文書の作成を業務に含む)公務員、教員(中学校、高等学校:国語、英語)、他大学博士課程への進学があります。
修了生は、上記の進路先において、高い思考能力によって、地域の産業活性化や多様化する社会のニーズにきめ細やかに対応する役割を果たしていくことを期待します。

歴史・考古学コース

コミュニケーションコース⑴ コースの説明
歴史・考古学を研究対象とし、日頃より史資料の読解、調査、取扱い技術に関する技能を学ぶことで、日本と世界、現在と過去のつながりを見通す広く長期的な視野を養います。現在までの歴史的経緯に即して歴史学的または考古学的な問題意識から見出した諸課題を、主体的かつ論理的に歴史的事象を省察できる高度な専門性に基づいて、探究し続けられる研究能力を持つ人材を養成します。

⑵ 想定される修了後の進路
修了後の進路には、公務員専門職(文化財専門職)、博物館学芸員、文化財専門職種、教員(中学校:社会、高等学校:地歴・公民)があります。
修了生は、上記の進路先において、主体的かつ論理的に歴史的事象を省察できる高度な専門性に基づき、文化財分野等における専門的職業人として、持続可能な社会形成に貢献する役割を果たしていくことを期待します。

心理・人間科学コース

⑴ コースの説明
心理学・文化人類学等の人間科学を研究対象とし、これについて幅広い知識とその応用について学ぶことで、地域社会における諸課題に対して、人間の営みという視点から分析を行い、解決する能力を養います。人間科学の研究から得た知見を基に、現代を生きる人間の心理・社会・文化を実証的に探求できる人材を養成します。

⑵ 想定される修了後の進路
修了後の進路には、県内外の民間企業の専門職、教員(高等学校:地歴・公民)、(人の心や文化に関わる業務を含む)公務員、他大学博士課程への進学があります。 修了生は、上記の進路先において、心理学や文化人類学等の人間科学の研究から得た知見を基に、高い実務能力を備えながら、地域社会における諸課題あるいは個別のニーズにきめ細やかに対応する役割を果たしていくことを期待します。

公認心理師コース

⑴ コースの説明
講義や演習、心理実践実習を通して、公認心理師に求められる心理アセスメント、心理療法、コンサルテーション、心理教育に関する専門的な知識を学ぶことで、心理専門職者として目前の課題に適切に対処する実務能力を養います。その能力を以て、保健医療、福祉、教育など、多様な分野における高度専門職業人として、自らの実践の成果と効果を的確に把握し、より適切な臨床実践を提言していくための研究能力とをバランス良く兼ね備えた公認心理師を養成します。

⑵ 想定される修了後の進路
修了後の進路には、公認心理師として地域における医療・保健、教育、産業・労働、司法・犯罪、福祉の分野等での心理的支援に関わる職業があります。 修了生は、上記の進路先において、心理専門職者として目前の課題に適切に対処する実務能力により、個別のニーズはもとより、地域社会における精神保健の現実的な諸課題の調整・解決に対応する役割を果たしていくことを期待します。

⑶ 注意事項
公認心理師の受験資格を得るには、大学で規定の科目を履修していることが求められます。必要な科目は大学の入学年度によって異なるので、各自で確認して下さい。本大学院の公認心理師コースを修了しても、大学で規定の科目を履修していない場合、公認心理師の受験資格を取得できません。

公認心理師コースに関する詳しい内容については、以下のページをご参照ください。
http://www.hum.ibaraki.ac.jp/graduate-school/ccpc/index.html