メジャー・サブメジャー制
メジャー・サブメジャー制とは
メジャー・サブメジャー制 人文社会科学部では、卒業要件として「メジャー」と「サブメジャー」の両方を選択する必要があります。学生は卒業後の進路も展望しながら、身に付けたい能力に合わせて「メジャー」と「サブメジャー」の組合せを選択し、自ら目的意識を持って計画的に履修していくことになります。この仕組みを、「メジャー・サブメジャー制」といいます。
- 「メジャー」(主専攻)
人文社会科学部には、それぞれの学科に2ないし3本の「メジャー」があります。「メジャー」とは、主専攻の授業科目群(プログラム)のことです。学生は自らの問題関心や目的に応じて、1年次の終了時に所属する学科の「メジャー」を1つ選択し、体系的に専門性を身に付けます。また、「メジャー」においてゼミナールを履修して卒業研究を行い、学科ごとに授与する名称の学位を取得します。メジャーのカリキュラムについては、各学科のメジャーのページをご参照ください。
- 「サブメジャー」(副専攻)
「サブメジャー」とは、「メジャー」以外の科目についても一定程度の体系性を持って学べるように配置した、副専攻的な授業科目群です。ひとつの「メジャー」のプログラムだけでは果たせない複眼的な視野や実践性を養います。
「サブメジャー」には、①各「メジャー」によるサブメジャープログラム(14単位)と、②サブメジャー専用プログラム(12単位~26単位)があります。
①には「メディア文化サブメジャープログラム」、「国際・地域共創サブメジャープログラム」、「法学サブメジャープログラム」、「経済学・経営学サブメジャープログラム」、「文芸・思想サブメジャープログラム」、「歴史・考古学サブメジャープログラム」、「心理・人間科学サブメジャープログラム」、②には人文社会科学部地域志向教育プログラム、行政マネジメント研究プログラム、グローバルコミュニケーションプログラム、サステイナビリティ学教育プログラム、数理・データサイエンス・AI教育プログラム、アントレプレナーシップ教育プログラム、日本語教員養成プログラムがあります。このうち、グローバルコミュニケーションプログラム、サステイナビリティ学教育プログラム、数理・データサイエンス・AI教育プログラム、アントレプレナーシップ教育プログラム、日本語教員養成プログラムの5つのプログラムは、全学の教育プログラムであるプラスIプログラムを人文社会科学部の学生が履修することで学部のサブメジャープログラムとして認定される形になります。
※メジャー、サブメジャーの選択手順について
メジャーの選択は、1年次から2年次に進む際に行ないます。1年次の12月に2年次からの「希望メジャー」を調査します。メジャーの希望者が定員(上限の目安)を超過した場合には、教育の質を確保するために調整を行うことがあります。その際には1年次後学期(第4クォーター)までに履修した全科目の成績と、メジャー要件科目の修得状況に基づいて人数調整が行われ、第2希望のメジャーとなる場合があります。
サブメジャープログラムについては、3年次はじめに、自分が選択したメジャーを除く全部で13のサブメジャープログラムの中から、必ず1つを選択して申告します。サブメジャープログラムには定員はありません。サブメジャープログラムには要件となる科目があるので、選択予定のメジャーとあわせて1年次からの計画的な履修が必要となります。