2012年度入学生より、従来の「言語科学コース」から名称変更
人間の生活は言語によるコミュニケーションに支えられ、思考もコトバを通して行われますが、私たちはその実態に対してほとんど自覚的ではありません。しかしその日常性を振り払い、新たな視点で言語を見つめ直すと、そこには美しく整然とした体系性と人間の本質に迫る重要な糸口が隠されていることが垣間見えてくるのです。
本コースは、フィールドワーク的手法によるデータ収集やグループ作業によるその分析など実践的授業を通し、問題解決のための行動力や説得力のある情報発信能力の源泉となる論理的思考力の養成を強力にサポートします。
学部授業案内
| 教員 | HP | 専門分野 | 授業テーマ |
|---|---|---|---|
| 鄭 基成 | HP | 言語学 (認知言語学) |
ことばの意味と認知 |
| 藤井 文男 | HP | 言語学 (一般言語学) |
言語学フィールドワーク |
| 永井 典子 | HP | 言語学 (言語認知メカニズム) |
ことばとコミュニケーション |
| 岡崎 正男 | HP | 言語学 (英語学・文献学) |
文法におけるインターフェイス |
| 西山 國雄 | HP | 言語学 (理論言語学) |
文の構造 |
履修モデル

「言語の科学」
─コトバの不思議を探る─
世界の言語には多くの共通性があります。日本語は「読んでいる」のように、進行形で「いる」という“存在を表す動詞”を助動詞的に用いますが、英語の進行形 も同じく存在を表す be 動詞を助動詞的に用います。これは中国語でも朝鮮語でも同じです。相談して決めたわけでもないのに、なぜでしょう? 大学院進学も含め、言語を基本からジックリと科学し、その不思議に迫ろうとする人にはこのモデルがお薦めです。
- キーワード
- 思考と言語、普遍性と個別性、文法、規則性、進学
- 開講科目の例
- 言語学概論、コトバの仕組みとはたらき、音韻論入門、形態論入門、統語論入門、意味論入門、語用論入門、音声学演習、言語分析演習、言語学フィールドワーク、言語理論、言語学史 etc.

「言語教育」 (英語・国語・外国語としての日本語)
─学問的裏付けを持った教育実践─
英語などの外国語を教えるには、その言語の実践的運用能力と共に、教師自身がその言語を科学的に分析する言学的素養も必要です。言語獲得とは、外界から受け取る言語データをもとにその言語のモデルを構築する過程だからです。子供が母語を自然に獲得する過程とは違い、外国語教育の現場では言語を科学的に分析できる力が求められます。将来、言語教育に携わる人は是非、このモデルを軸に言語科学と取り組んで下さい。
- キーワード
- 文言語教育、英語、外国語、言語習得のプロセス、教員
- 開講科目の例
- 言語学概論、コトバの仕組みとはたらき、歴史言語学入門、対照言語学入門、音声学演習、生涯発達論、文化概論、文学概論、文学史、語学概論、学部共通外国語、ESIC、英語ライティング論 etc.

「メディアの中の言語表現」
─言語でメディアを斬る!─
一口で「マス・メディア」と言っても、新聞とテレビではどうしてことばの使い方が違うのでしょう?広告はどうして人の目を引きつけるのでしょう?メディア媒体での言語の役割は何か?このモデルは、基礎教育で学んだ言語との科学的な“つき合い方”をベースに、真の言葉の使い手としての実力を身につけることをお手伝いします。このモデルで学ぶ人は、同時並行的にIT関連の授業も履修し、クリエーターとしての可能性を広げて下さい。
- キーワード
- レトリック、コピーライト、メディア、IT、ジャーナリスト
- 開講科目の例
- 言語学概論、コトバの仕組みとはたらき、言語学フィールドワーク、比較文明論、民俗学、ヨーロッパ歴史文化論、日本アジア比較文化論、言語とコミュニケーション、インターンシップ etc.

「言語と文化」
─文化研究への窓口─
言語は文化研究の窓口です。なぜなら、人は言葉を用いて思考し、思考は言葉によって表現されることで後世へと伝えられ、一つの文化へと結晶していくからです。言語はそうした文化遺産に接する際の第一歩であり、言語学学習を通して培った探求心・研究能力は、異文化理解の基礎となります。この履修モデルは、グローバルに活躍しようとする諸君、大学院に進学して外国の文化研究を手掛けようとする皆さんのためのモデルです。
- キーワード
- ことばと文化、文化研究、異文化理解、大学院進学
- 開講科目の例
- 言語学概論、コトバの仕組みとはたらき、言語学フィールドワーク、比較文明論、民俗学、ヨーロッパ歴史文化論、日本アジア比較文化論、言語とコミュニケーション、インターンシップ etc.
















