豊かな実習

600時間を超える実習と少人数指導で丁寧に学習します


 大学院の実習である「心理実践実習」は省令で、450時間以上と定められています。本コースではこれを大きく上回る、600時間以上の実習プログラムで、様々な分野における心理臨床の実際を、時間をかけて丁寧に学びます。

 保健医療領域、福祉領域、教育領域では、学外の契約施設にて1〜3人の小グループで実習を行います。さらに学内実習施設である臨床心理相談室では、受付実習や陪席実習を経て少しずつ実際の個別面接に近づいていき、1年半をかけて3ケース以上、70時間以上のカウンセリングセッションを実際に担当します。これらの実習は毎週1回、一対一で行われる個人スーパーヴィジョンで教員から丁寧に指導を受けます。担当ケースについて3時間のケースカンファレンスでじっくりと協議する時間を、全院生が年に2回持ちます。

 少人数制だからこそ出来る、きめ細やかな実習指導で、2年間しっかりと自分に向き合うことが出来ます。

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